稽古・昇級昇段・指導
稽 古：
稽古の肝要
・ 全ての稽古は礼（立礼または座礼）から始め、礼で終えます。
・ 常にリラックスし姿勢を正し、無理な力を入れず、体幹から動きます。
・ 暴力をいましめ、平和を大切にし、自然を敬う心を技の基礎にします。
・ 道場で学んだ技と心を、日常生活の中で生かし、工夫し、練り、深めます。
稽古の内容
(1) 準備・柔軟運動
全身準備体操、柔軟運動、後ろ転がり、
真向法 [1]（座して股関節の柔軟運動）
(2) 一人稽古 [2]
手首の鍛錬法、受け身（後・前に転がる）
膝行（しっこう、跪座で移動・回転）
ナンバ歩き [3]・ナンバ走り、
一教（いっきょう）運動、体捌き、
剣（木刀）・杖の素振り [4] など
(3) 二人稽古
交互に取り（技を行う）と受け（攻撃する）になる
体術：押え技および投げ技
立技 [5], [6]、座技、半身半立技 [7]、
連続技、返し技、短刀取り [8]
立技・座技呼吸法（呼吸力養成法） [9]
(4) 多人数稽古
二人取り、三人取り、多人数取り [6], [8]、
掛り稽古、自由掛かり稽古など
(5) 剣・杖
剣の合わせ・状の合わせ[4]、組太刀・組杖、
組太刀・組杖の変化 [10]、
太刀取り・杖取り [8], [10]
稽古のクラス
・未就学クラス、小学低学年クラス、小学高学年クラス、中学クラス、高校クラス、大学・一般クラス、高齢者クラス、女性クラスなど。
・稽古は、3歳以上の子供から参加できます。保護者と一緒に参加できます。
・少人数クラスで、一人一人に合った稽古を行います。
昇級昇段審査：
・3月、7月、11月の年3回審査があります。
・初めての審査までに、公益財団法人合気会 合気道本部道場に入会申請します。
・審査では、各級・各段で指定された技を、取りおよび受けとして演武します。
・審査に合格すると、公益財団法人合気会 合気道道主より証書が授与されます。
指 導：
合気道錬心館 館長、遠州浜松合気会 会長
合気道六段、師範
廣本 宣久 1954年 6月生（大阪）
合気道略歴：
1974年 京都大学合気道部 （大阪合気会 田中万川 師範）
1984年ー 合気道小林道場 （小林保雄 総師範）
1984年ー2000年 合気道錬心館 （高橋誠一 館長）
2003年ー2005年 大東流合気柔術六法会 （岡本正剛 総師範）
2005年ー2008年 浜松広沢合気道研究会 指導者
2009年ー2010年 健康合気道研究会 指導者
2011年ー 遠州浜松合気会 会長
2019年 公益財団法人合気会 六段（推薦：小林保雄八段）
2023年ー 新・合気道錬心館 館長
その他の略歴：
1973年大阪府立住吉高校卒，1978年京都大学理学部卒，1984年郵政省電波研究所（現 情報通信研究機構）研究職、1985年京都大学理学博士．2003年総務省情報通信政策局技術政策課企画官，2005年静岡大学工学部教授．2020年静岡大学名誉教授，現在に至る。
